受験
そういえば、今は受験シーズンなんですね。
私も三十年近く前に経験しました。
当時は世の中をあまりに知りなさ過ぎました。
何に後悔したかといえば、このことですね。
馬鹿みたいに勉強して競争して、騙されたというのが本当の気持ちです。
大事なことを見落としました。
世間では、一流大学を出て、一流会社に入って・・・があたかも人生の成功者のように、
捉えられていますが、こんなのウソです。
そもそも経団連は、CFR(三極委員会)の日本国内での下部組織のような位置づけなのです。
彼らの目にかなう優秀な学生、社員とは名ばかりで、彼らの本音は「優秀な奴隷」なのです。
「よく仕事ができて、忍耐強くて、低賃金で長時間働いて、そのうえ不平不満を言わない」
これって、支配者の求めるもの、まさにそのものです。
その優秀な奴隷になるために、みんな全人生をかけて努力するんですね。
これ、ばかばかしいと思います。
都心では通勤時間2時間なんて当たり前ですね。
2時間かけて会社に行って、残業して2時間かけて家に帰る。
そうすると、もう人間としてまともな生活は送れなくなるわけです。
帰ったら寝るだけです。
終電で帰るサラリーマンが、輝いて見えますか?
受験勉強で勝ち残った先には、この生活が待っているのです。
羨ましいですか?
この生活を3年もしていたら、間違いなく頭がおかしくなりますよ。
思考回路が止まってしまいます。
それこそ、自分の周囲、せいぜい半径3mくらいしか見えなくなるのです。
完全に歯車のひとつとして扱われるだけなのです。
日本人でありながら、日本を知らない人間に育つのです。
そしてそのうち、興味すら示さなくなります。
いま受験勉強をしている方に対しては、まあ、今頃言っても遅いですが。
学校で勉強を習いますが、これって片手落ちですね。
目的が不明なのに、その手段の方を先に習っているからです。
その多くが役に立たないことばかり。
また、その内容も「覚えること」に偏りすぎて「考えること」が抜け落ちています。
結果として、この環境に適応して一流といわれる大学へ進むほど、人間性が歪んでしまいます。
本来なら、もっと早い時期に、人生設計を考えるべきですね。
できれば高校進学前、中学生の間に決めるべきです。
自分に何らかの才能があったら、それを伸ばそうとしてみることです。
どうしても選択肢が見つからなければ、大学進学もいいでしょう。
大卒資格は、ないよりあったほうが良いに違いありません。
ですが、大学と学部学科を選ぶ場合、大学で選んではいけません。
適性に応じた学部学科を選んでください。
受験するにしても、まあその程度だと考えておいた方がよいと思います。
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年上の弟
年上の弟。
変な響きです。
年上なら兄、年下なら弟のはずです。
何故こんな変な具合に逆転したのでしょうか?
何か理由があって、既に息子のいる家に養子に入ったのでしょうか?
これが普通の家なら別に深く詮索しませんが、天皇家ともなると話は別です。
天智天皇(第38代)と天武天皇(第40代)の関係です。
Reconsideration of the History さんによると、弟である天武天皇が4歳年上になるそうです。
両者は後に天皇の地位をめぐり、壬申の乱を引き起こしています。
勝ったのは、天武天皇です。
このように、天武天皇をめぐり大きな疑惑があります。
どうも新羅王族の末裔だったようなのです。
そうすると、ストーリーがつながるわけです。
「養子に入り、クーデターを起こして、天皇家を乗っ取った」ということです。
天武天皇は、兄の娘を4人も妃にしていることも、この疑惑を広げています。
天皇家に関しては、万世一代といいながらも、実は非常に胡散臭い点もあるわけですね。
今年は平城京遷都1300年ということで、
「せんとくん」なるゆるキャラが人気者になっているわけですが、せんとくんは天武系です。
すなわち、本家筋からみると、望まざる者なんですね。
なんときれいな平城京(710年)
なくようぐいす平安京(794年)
中学生のときこのように覚えましたが、実は平安京への遷都は、
天武系からの脱却のためだと言われています。
天皇家の菩提寺にも、のち数代の天武系天皇が祭られていないことから、
真実味が感じ取れます。