破産が見えてきたギリシャ

 
ギリシャの破産が見えてきました。
他のPIIGS(ポルトガル、アイルランド、イタリア、スペイン)各国も、同調する可能性が高まっています。

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欧州負債

ギリシャ単独では、規模的には大したことはありません。
ですが、スペイン、イタリアへ波及するようだと、国家破産のドミノ倒しが決定的になりそうです。

ユーロ圏内では、貸し付けているドイツやフランスも、巻き込まれます。
その衝撃は、おそらく半年ほどで、世界を一周するでしょう。



2011年05月10日
とうとうB格に(ギリシャ)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/3735628.html

S&Pはギリシャ国債の格付けを3月29日に2段階格下げしたばかりですが、今日9日、更に現在の「BBマイナス」から「シングルB」に2段階引き下げ、されに格下げ方向としています。
(シングルB格は21段階ある格付けのうち下から7番目)

この「シングルB格」の下は「C、D」であり、債務不履行状態になります。

いよいよギリシャの「最終処理」が近づいてきたと言えます。




2011年05月08日
ギリシャユーロ離脱で50%切り下げへ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/3732617.html

ギリシャ債務再編問題が急浮上しており、ギリシャはユーロを離脱し、50%切り下げを行うという具体的なプランまで出てくるようになっています

勿論、当局は否定していますが、ギリシャの経済力を考えれば、このままユーロにとどまり債務を返済し続けるよりは、ユーロを離脱し50%の切り下げを行い債務を事実上50%カットした方が返済しやすくなるのも事実です。

ただ、ギリシャがユーロ離脱(切り離し)となり、表面的とはいえ、債務の50%カットを”勝ち取れば”、債務問題に苦しむアイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアも同調することもあり得、そうなればこれら国の債務を引き受けてきたECB(ヨーロッパ中央銀行)やドイツの銀行は下手しますと債務超過に陥ることにもなりかねません

「借金大国」がすくわれ、「お金を貸している方」が苦境に陥るという状態になれば、ヨーロッパの金融市場はガタガタになり、一気にユーロは信認を失います。

このような具体的な数字が出てきたということは、最後の段階に差し掛かってきているとも言え、日本は原発・震災問題で色々騒がしいですが、世界は今後ユーロ問題が最大の関心ごとになってきます。

また、日本の財政問題は震災前は色々議論されていましたが、今や思考停止状態になっていますが、財政問題は悪化し続けているのです。

特に、震災で企業業績の下方修正が相次ぎ、今までで判明分(発表分)だけで1兆円を超える損を企業が計上しており、未発表や今後の分を入れれば、数兆円規模の税収減となりましても何ら不思議ではありません。

国は今年度の税収は前年度より増えると見込んでいますが、実際には大幅な「穴」があくのは必至であり、日本の財政問題も待ったなしの状態になりつつあるのです。

ギリシャ・日本リスクが世界の金融市場を襲う日が近々にくるでしょうが、全て先送りをしてきた今、その破壊力は半端なものではありません。
危機がなくなっていたのではなく先送りを続けてきただけであり、その分、余計に「膿」は積み上がっているのです。


 
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