がんばってはならない

 
先ほどの記事。
この「がんばれ!!」という言葉、実のところ、好きではありません。

随分長い間、この言葉に騙され続けてきました。

「がんばれ」=「もっと耐えろ!!」、あるいは、「まだまだ努力が足りない!!」なのです。

やってもやっても終わりがなく、身体か心を壊すまで、際限なく努力し続けなければならない。
サディズムの世界です。

この言葉、うつ病患者には、禁句だそうです。
もうがんばれないほど弱っている人に、まだ足りないと言っていることになるからです。

東北の災害でも、スローガンになっていますね。
違和感を感じます。
被災者の方は、どう感じているのでしょうか?



若い人は知らないかもしれませんが、いまの世の中、どんな良い大学を出ても、またどんなに出世しても、サラリーマンをしている限り、年収が1000万円を超えるのは、超優良企業に勤める、ごく一部の人たちだけです。

どんなにがんばっても、サラリーマンをしている限り、年収が1000万円を超えることは稀なのです。

しかもそのためには、極論すれば、24時間働かなければならない。
命令があれば、どんな僻地にも、極論すれば世界の果てまで、しかもいつでも行かなければならない。

ローンを組んで、せっかく建てたマイホーム、あるいはマンション。
自分が住むこともなく、転勤させられた人を、たくさん知っています。
私の上司もそうでした。

海外(発展途上国)赴任を命じられ、そのまま長年日本に帰れない人もいます。
酷い例では、結婚した翌月に命じられ、単身で海外へ赴任した人もいます。

上司は気に入らない部下を、職務命令で転勤させるものなのです。

さらには、過労死が疑われるケースにも、何回か遭遇しました。
死因は、脳梗塞とか、心筋梗塞とかです。
前日まで出勤していたのに、ある日、突然に亡くなりました。

サラリーマンで「がんばる人」とは、こういう人たちを指します。



以前勤めていた会社の(上記とは別の)部長。

年収は1000万円ほど。
大手会社の部長です。
世間体も悪くありません。

でも彼の上役に当たる役員との折り合いが悪く、悩んでいたようです。
そして遂に・・・、ある日会社を辞めたのです。

でもって、コンビニ経営を始めたのです。
奥さんの実家と共同で、コンビニを出店することにしたのです。

当時コンビニは飛ぶ鳥を落とす勢いで、地方へも展開されていた時期でした。
半年でベンツが買える、年収は軽く5000万円を超えると言われていました。

会社でつまらない仕事をしているよりも、ずっとこの方が楽しそうに思えました。
まぁ、これはこれで、いまは生き残りが大変なのでしょうが。

 
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