放射能基準値が、また上げられる気配

 
近々また、放射能の基準値が、緩められるかもしれません。
1⇒20⇒100mSvへ。

科学的見地から、本当に正しいのなら、平時にしておくべきですね。
誰がどうみても、都合が悪くなったから変えるとしか見えませんが。




低線量放射線の健康影響について
平成23年5月20日
原子力安全委員会事務局
http://www.nsc.go.jp/info/20110520.html

標記に関する原子力安全委員会の考え方について説明いたします。
 放射線の健康影響は、「確定的影響」と「確率的影響」に分類されます

 「確定的影響」は、比較的高い線量を短時間に受けた場合に現れる身体影響で、ある線量(閾値)を超えると現れるとされています。比較的低い線量で現れる確定的影響として、男性の一時不妊(閾値は0.15Gy、ガンマ線で150mSv相当)や、リンパ球の減少(閾値は0.5Gy、ガンマ線で500mSv相当)があります。100mSv以下では確定的影響は現れないと考えられます

 一方、「確率的影響」には、被ばくから一定の期間を経た後にある確率で、固形がん、白血病等を発症することが含まれます。がんのリスクの評価は、疫学的手法によるものが基礎となっています。広島や長崎で原子爆弾に起因する放射線を受けた方々の追跡調査の結果からは、100mSvを超える被ばく線量では被ばく量とその影響の発生率との間に比例性があると認められております。一方、100mSv以下の被ばく線量では、がんリスクが見込まれるものの、統計的な不確かさが大きく疫学的手法によってがん等の確率的影響のリスクを直接明らかに示すことはできない、とされております。このように、100mSv以下の被ばく線量による確率的影響の存在は見込まれるものの不確かさがあります。

 そこでICRPは、100mSv以下の被ばく線量域を含め、線量とその影響の発生率に比例関係があるというモデルに基づいて放射線防護を行うことを推奨しております。また、このモデルに基づく全世代を通じたがんのリスク係数を示しております。それは100mSvあたり0.0055(100mSvの被ばくはがん死亡のリスクを0.55%上乗せする。)に相当します。

 2009年の日本人のがん死亡率は約20%(がん罹患率(2005年)は約50%)で、年々変動しております。また、地域毎、がんの種別毎のがん死亡率の変動もあります。100mSvの被ばくによるがん死亡率は、その変動の範囲の中にあるとも言えます。
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出典 : ICRP Publ.103 国際放射線防護委員会の2007年勧告 国際放射線防護委員会

     放射線と線源の影響 2000年報告書、原子放射線の影響に関する国連科学委員会

     放射線と線源の影響 2006年報告書、原子放射線の影響に関する国連科学委員会

     がんの統計'10 (財)がん研究振興財団


 
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