ギリシャ 近々デフォルトへ (前議長の発言)

 
FRB前議長が、ギリシャのデフォルトは、ほぼ確実だと述べたようです。
ちなみに、10年債の価格は、昨日現在で、額面の半分だそうです。

ギリシャのデフォルトが、米銀へ波及するのも避けられないそうです。



グリーンスパン前FRB議長:ギリシャのデフォルト「ほぼ確実」(1)

6月16日(ブルームバーグ):グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長は、ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥るのは「ほぼ確実」だとし、その結果、米経済はリセッション(景気後退)入りしかねないと指摘した。

  グリーンスパン前議長(85)は16日、PBSテレビのチャーリー・ローズ氏とのインタビューで、ギリシャ危機を解決する上で「政治システムが機能する可能性は極めて低いことが問題だ」と発言。「ギリシャがデフォルトに陥らない公算は非常に小さい」と語った。

  前議長は、ギリシャのデフォルトの確率は「非常に高く、逃げ場はないと言わざるを得ないような状況だ」とし、幾つかの米銀が「八方ふさがり」となる恐れがあると述べた。

  また、ギリシャの債務危機は米国を新たなリセッションに導く可能性をはらんでいると指摘。その上で、ギリシャ問題がなければ米国のリセッション入りの「可能性は極めて低い」とし、「米経済が近く二番底に陥ることを示唆する動きはシステム内に見当たらない」と述べた。

  米国の債務問題については、「恐ろしく危険」なものになりつつあるとの認識を示した。



欧州市場サマリー(16日)
2011年6月17日4時35分 asahi.com 

 <ユーロ圏債券> ギリシャ国債価格がユーロ導入以降の最安値を更新した。ギリシャへの支援と同国の財政健全化に向け、欧州当局者がいつどのような合意に至るかをめぐり不透明性が急速に高まっている。 

 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が、ギリシャに緊縮財政措置の履行に対する一段のコミットを求める一方、ギリシャ国内で緊縮財政措置に対する政治的・社会的支持を得ることは一段と難しい様相を呈しており、ギリシャ情勢はますます不安定となりつつある。

 マークイットのアナリスト、ガバン・ノーラン氏は「EU内部の見解の相違やギリシャの政治・社会的混乱が市場を揺るがせている」と述べた。

 ギリシャ国債10年物の価格はユーロ導入以降の最安値まで下げ、額面 のほぼ半値となった。

 ギリシャ国債のデフォルト(債務不履行)保証コストは急上昇し、同国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは前日比174ベーシスポイント(bp)拡大の1900bpに達した。マークイットのデータによると、ギリシャ国債は世界で最もデフォルト保証コストの高いソブリン債となった。


 ギリシャをめぐる混乱で、ユーロは対スイスフランで過去最安値を更新。スペインがこの日実施した8・15年物国債入札は、ともに利回りが5%を超える高水準となった。

 インターバンク市場でも、ユーロ圏の銀行が比較的リスクの低いドル建て資金の調達に動く向きが強まった。

 安全志向が高まるなか独連邦債は上昇し、独連邦債先物は47ティック高の126.48と、年初来の高値で引けた。

 レーン欧州委員(経済・通貨問題担当)はこの日、ギリシャへの次回融資実施について、ユーログループは19日に決定できるとの見通しを示した。ただ、投資家があくまでも長期的な対応での合意を望むなか、ギリシャ国債への圧力はほとんど緩和されなかった。

 一時11年ぶり高水準となっていたスペイン国債10年物利回りは、レーン委員の声明を受けて同水準から低下した。


 
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