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米国デフォルトは確定的だが、必ずしも8月2日に起こるともいえない。
若干の現金があり、他の支払いを優先すれば、しばらく(数日?or1月?)もちそうだとのこと。

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★デフォルトに向かう米国(3)
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 米財務省が定めた、財政赤字上限の引き上げの期限である8月2日まで、残
り時間があと10日間を切った。米国は、法律で政府の財政赤字の累積上限額
が決まっており、これまで赤字が増えて上限に達するたびに、議会が法定上限
額を引き上げて対応してきた。第二次大戦後、引き上げは100回近く行われ
てきたが、今回は、昨秋の選挙で米議会下院に大量当選してきた共和党の
「茶会派」(小さな政府主義者)の強い反対の結果、5月中旬に上限額(14兆
2千億ドル強)に達しても上限が引き上げられなかった。米政府は、財政赤字
増ができないまま、8月2日以降、流用できる予備的な資金も枯渇し、完全な
金欠(財政難)になると表明している。

http://tanakanews.com/110715debt.php
デフォルトに向かう米国(田中宇プラス)

http://tanakanews.com/110605debt.htm
米国債政治デフォルトの危機

 本日(7月24日)の時点で、8月2日まで10日残っている。まだ議論の
時間は十分あるとする日本語の分析記事を見た。これは楽観的すぎる。実際に
は、残されている時間が非常に少ない。これまでの議論の流れからみて、赤字
上限の引き上げ法案を、大がかりな財政緊縮法案と抱き合わせにしないと議会
を通らず、その準備に何日もかかる
からだ。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/2fa7cdb2-b480-11e0-a21d-00144feabdc0.html
US budget negotiations remain deadlocked

 財政緊縮法案は先週来、議会上下院で別々の法案が出されたが、下院の案に
は上院と大統領が反対、上院の案には下院が強く反対しており、まとまらない。
オバマ大統領は上院案に歩み寄ろうとしたが、7月22日に両者間の交渉は
決裂し、状況は振り出しに戻った。上院は、もう一つ法案を検討しているが、
8月2日までに取りまとめられないことが確定的に語られている。

http://www.washingtonpost.com/blogs/ezra-klein/post/can-the-gang-of-sixs-plan-pass/2011/07/20/gIQAlQ4XPI_blog.html
Can the Gang of Six's plan pass?

 米民主党は以前、7月22日までに上下院とオバマとの3者間で方針を妥結
できない場合、8月2日の期限に間に合わないと表明していた。22日の上院
とオバマとの交渉決裂により、妥結はまったく実現できていない状態だ。今後、
上院とオバマが妥結できたとしても、下院の過半数を占める共和党が絶対反対
を貫くだろう。

http://www.stltoday.com/news/national/article_e0c6f4a3-55bc-5daa-98d1-9536c556a555.html
White House sees July 22 as debt deal deadline

 下院で共和党の茶会派以外の勢力が反対派から離脱して強行採決に持ち込ん
だとしても、絶対反対の茶会派が牛歩作戦などで時間の浪費を画策すると予測
される。茶会派は、長期的な財政赤字削減に向けたショック療法として、あえ
て米国債のデフォルトを誘発した方が良いと考えている。事態は、すでに
8月2日の期限に間に合わないことが、ほぼ確定
している。

http://latimesblogs.latimes.com/washington/2011/07/boehner-obama-deficit-talks.html
Deficit talks Act XXII: Boehner walks out and Obama complains

http://tanakanews.com/sj.php?n=10854
デフォルトに向かう米国(2)

 8月2日の期限を過ぎた場合、それで米国債のデフォルトが確実に起きるか
というと、そうは言い切れない
。8月分として、米政府は1720億ドルの収
入と、3070億ドルの支出を予定している。従来なら、差額の1350億ド
ルを国債発行によって埋めるのだが、今回はそれができそうもない。しかし、
8月に必要な米国債の利払いは290億ドルで、米政府が利払いを最優先すれ
ば、収入の範囲内で利払いできる


http://www.christianpost.com/news/will-the-u-s-face-crisis-if-debt-ceiling-is-not-raised-52416/
Will the U.S. Face Crisis If Debt Ceiling Is Not Raised?

 またオバマは先日、このまま8月2日をすぎると公的年金など社会保障費
(social security)が払えなくなると脅し的な発言を行ったが、8月分の社
会保障費の支出は490億ドルで、国債利払いと社会保障費を優先的に支払っ
ても、まだ米政府に940億ドルが残る。これだけを見ると「8月2日をすぎ
ても米国債のデフォルトや社会保障費の支払不能は起きない。単なるオバマの
脅しだ」とうそぶく茶会派の指摘は間違っていない。

http://money.cnn.com/2011/07/23/news/economy/debt_ceiling_safety_net/
Debt ceiling impasse imperils safety net

 しかし米政府は8月、メディケアなど政府健康保険金500億ドル、防衛産
業への支払い320億ドル、失業手当130億ドル、米軍兵士の給与と年金
60億ドル、公務員給与と年金140億ドルなどを支払わねばならない。これら
の国家運営に不可欠な最低限の費用の合計だけで収入を210億ドル上回り、
支払い不能の状態だ。このほか米政府は、貧困者の生活保護費(food stamp)、
連邦裁判所の運営費、国税還付金、国道運営費、環境保護費などを支払わねば
ならず、8月3日以降、支払い不能が続出し、米政府は事実上の財政破綻に
陥るだろう。すでに連邦航空局など政府機関のいくつかは、財政破綻した場合
に備え、要員解雇の検討などを始めている。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/ceeb600e-b4ae-11e0-a21d-00144feabdc0.html
US aviation agency braces for shutdown

 米政府が米国債の利払いを優先し、表向きのデフォルトを避けたとしても、
長期の緊縮策がまとまらないまま財政破綻色が強まると、3大格付け機関は米
国債を格下げせざるを得ない。格付け機関は「米国債がデフォルトしなくても、
米政府が緊縮策をまとめられず赤字が拡大していく場合、米国を格下げせざる
を得ない」と以前から表明している。

http://www.reuters.com/article/2011/07/21/us-usa-ratings-sandp-idUSTRE76K3TU20110721
S&P says 50-50 chance of U.S. downgrade

 3大格付け機関はすべて米国系で、米国に甘くEUに厳しい傾向が強いが、
最近EUに対してユーロ潰し策ともいえる苛酷な格下げを挙行し、EU各国な
どから偏向がひどいと非難されているだけに、公正さを装うため、8月2日を
すぎても赤字問題が解決しない場合、以前からの表明どおり、いずれ米国債の
格下げに踏み切らざるを得ないだろう。

http://online.wsj.com/article/BT-CO-20110721-712795.html
Default Or No Default, dollar Gets Little Respect

 格下げされても、米国債は少し下落するだけで大した被害がないという予測
も金融界で出回っている。短期的にはそうかもしれない。だが米国債は、世界
のすべての債券の頂点に立つ「基準点」である。その格下げは、債券市場全体
の格下げに相当する。「米国債がAAAからAAになったら、世界的に最優良
の格付け基準自体がAAAからAAに下がる」ともいわれている。前代未聞の
ことなので、中長期的に何が起きるかわからない状況だが、起きるとしたら金
融界にとって悪いことばかりだ。

http://www.ft.com/intl/cms/s/0/981206f8-b39d-11e0-b56c-00144feabdc0.html
Investors eye US Treasuries amid downgrade threat

http://online.wsj.com/article/SB10001424053111904233404576462410143674364.html
Forget About Black Swans, the One Floating Ahead is Neon

 債券金融界は、総規模が15兆−20兆ドルあり、既存の銀行界(預金と融
資)と同規模を持つ「影の銀行システム」である。この金融システムは、リー
マンショック前後の金融危機で破壊されたが、その後何とか延命した。オバマ
政権は、影のシステムの縮小を模索したが、米国の金融界や企業の低コスト資
金調達と株価つり上げのシステムとして便利だったため結局は温存されている。
今後の米国債の格下げは、この影のシステム全体の格下げ(長期金利の上昇)
を意味し、それが瓦解的に起きると、金融危機が再燃する。

http://tanakanews.com/10090719banks.php
影の銀行システムの行方

 先進国や新興市場諸国の多くの政府や大企業は、稼いだ外貨(ドル)で米国
債を買い、それを資金備蓄としている。米国債が世界最良の債券である状態は、
ドルが世界の基軸通貨であることの最大要件だ。ドルが基軸通貨であることは、
米国の力(覇権)の源泉である。今のように米政界が分裂したままだと、米国
の財政状態の改善が行われず、米国債の格下げが固定化され、中長期的にドル
は基軸通貨としての地位を失っていき、米国は経済面の覇権を減退させる。
既存の国際通貨体制が崩れ、金利上昇と、貴金属の高騰傾向が強まる。中国
は人民元のドルペッグをやめざるを得なくなり、元は東アジアの基軸通貨にな
っていく。日本が対米従属に固執するほど、日中の影響力が逆転していく。

http://www.businessinsider.com/billionaire-howard-marks-us-standards-of-living-are-likely-to-decline-relative-to-the-rest-of-the-world-2011-7
Billionaire Howard Marks On The Debt Ceiling And The Inevitable Decline In Relative US Living Standards

 米財務省や連銀の高官は「短期間でも米国債が格下げされると大変なことに
なる」と何度も警告している。だが、金融市場はこの警告をほとんど無視し、
米国債はほとんど売られず、株価も下がらず、堅調を維持している。これを、
格下げが具現化しても影響が少ないと市場(投資家たち)が見ていることの表
れだと言う人がいる


http://www.ft.com/intl/cms/s/0/31f40fd6-ae5e-11e0-844e-00144feabdc0.html
Markets teeter on US default cliff

 実際はむしろ逆で、市場(投資家)は「米政界がデフォルトや財政破綻を容
認するはずがない」「土壇場で解決するはず」「まだ交渉する時間は十分ある」
といった、金融界傀儡系の著名分析者たちの見方を軽信し、何の準備もせず
見て見ぬふりをしている。米民主党が以前に表明した実質的な交渉期限である
7月22日をすぎて、7月25日の月曜日以降、米国が財政破綻に向かってい
ることに金融市場が危機感を示して相場が危機的な状況に陥る可能性が強くな
っていると、米国の金融界や政界の関係者が指摘している。

http://www.miamiherald.com/2011/07/23/v-fullstory/2328041/debt-talks-aim-for-sunday-announcement.html
Debt talks aim for Sunday announcement of progress

 7月24日を実質的な問題解決の期限ととらえ、週明け25日のアジア市場
が開く前に何らかの解決の道筋をつけようとする大詰めの動きが、週末の米政
界で続いている。オバマは引き続き民主共和両党と協議している。両党から
6人ずつの議員を出し(おそらく急先鋒の反対派である茶会派を除外して)
12人の超法規的な「スーパー議会」を即席で結成し、そこで24日中に何らか
の短期的な解決策を作ってオバマも納得させる計画も検討されている。何が
起きるか起きないか、一両日中に見えてきそうだ


http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/la-na-debt-talks-20110724,0,3724139.story
Congress hopes to present debt package by Monday

http://www.huffingtonpost.com/2011/07/23/super-congress-debt-ceiling_n_907887.html
'Super Congress': Debt Ceiling Negotiators Aim To Create New Legislative Body



この記事はウェブサイトにも載せました。
http://tanakanews.com/110724debt.htm


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◆ギリシャのデフォルト
http://tanakanews.com/110722euro.php
【2011年7月22日】米英系の格付け機関がギリシャ国債をデフォルト格
に引き下げ、60年ぶりに欧米諸国の中からデフォルトが出るだろうが、それ
はふつうのデフォルトではなく、政治臭の強いものだ。ギリシャはEUから国
債の元利返済用の資金を来年の分まで借りる救済の約束を取り付けており、本
来的な意味のデフォルトは起こらない。格付け機関は、ドイツの世論が民間銀
行界の参加を強く求めているのを見据えた上で「銀行界を参加させたらデフォ
ルトだ」と宣言しておき、事態を意図的に「みなしデフォルト」に追い込んだ。

◆デフォルトに向かう米国
http://tanakanews.com/110715debt.php
【2011年7月15日】共和党は茶会派に引っ張られて強硬姿勢だが、それ
は見かけだけだ。共和党主流派は7月13日、赤字上限を引き上げる権限を、
議会が事実上オバマに委譲する案を提案した。しかしオバマはこの案を「小手
先の危機回避策だ。赤字体質を改善できない」として拒否した。たとえ本当に
デフォルトが起きても、オバマはそれを共和党のせいにでき、来年の大統領選
挙で有利になる。しかし同時にオバマは、米国を一歩デフォルトに近づけた。
翌日、S&Pなどが、赤字上限が引き上げられなければ米国債を格下げすると
警告し、金地金や円は値上がりした。

◆ストロスカーンの釈放
http://tanakanews.com/110702DSK.php
【2011年7月2日】今回の米当局のお粗末さは「未必の故意」的なにおい
もする。事件の被害者とされる女性が彼氏との電話でストロスカーンから金を
せびり取ることを示唆していたことが「判明」したのは6月29日だが、それ
はIMFの次の専務理事に仏経済相のラガルドが選出された翌日だ。米当局は、
ストロスカーンが確実にIMFの専務理事を辞めさせられて次期専務理事が決
まるのを待っていたかのように、彼の冤罪性を認め始めた。隠れ多極主義的な
米中枢の傾向からすると、ストロスカーンを反米主義者に仕立て、仏独主導の
EUを米覇権から離脱した別の地域覇権勢力にするために、意図的に濡れ衣を
かけたとも考えられる。


 
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