3月23日 ギリシャデフォルトへ

 
3月23日(金)取引時間終了後に、ギリシャデフォルトへ。
格付け機関より公式に宣言される

不測の事態ではなく、そうなるよう日程表が組まれているのだとか。
週末に預金封鎖、週明けには市場閉鎖…。

きっとすぐにも、世界経済へ影響が出てくるんでしょうね。



http://precursor.blog55.fc2.com/blog-entry-224.html

結論引延しの裏には
ギリシャ債務問題の結論が先送りされ続けているという不可解/不自然な状況について、「然(さ)も有りなん」と思えるような分析記事を漸く見つけたのです。


----------------------------------------------------------------------


GREEK DEFAULT EXCLUSIVE: SENIOR US BANKERS GIVEN EXPLICIT TIMETABLE FOR ATHENS DEFAULT
ギリシャのデフォルト独占取材:アテネのデフォルトに関する明確な日程表が米国銀行の役員に提供された



Wall Street…who gave it a map of the future?

文書は、ワシントン、IMFそしてベルリンに対して厄介な問題を提起する。

1月の第2週以降、計画的なギリシャのデフォルトに関する確実な日付と詳細な行動を記載した文書が、二人のウォール街の銀行の通貨取り引き部門トップ達に所有されている。 個別にではあるが、その文書の存在を断定し、その計画が「不測の事態では無く、日程表を」示していたと - 少なくとも当時は - 上級銀行員達が確信していた事を裏付ける複数の情報をSlogは得ている。 その計画は、取り引き時間終了後にデフォルトがアナウンスされるのが3月23日という確かな日付である事を示している。

確かな日付及び彼の地における通貨としての最後のユーロの使用に関する技術的な「順序」を含み、ギリシャのデフォルトまでの日程を確定する詳細な文書をウォール街のシニア・バンカー達は入手した。 私は確証を得ようと試みていたのだが、以外な事実(天のお告げ)が月曜日にSlogのブロがーであるルーストの元へ届いたのだ。 この事が、本日(木曜日)の早い時刻に知らされた。 それらの銀行の一つは、物議を醸す人物のボブ・ダイアモンドが率いるバークレイズ・キャピタルである。 情報源を守る為、暫くの間は他の一行を匿名とせねばならない。

3月23日の取引時間終了後に格付け機関によってギリシャは公式にデフォルトを宣言されと、その文書は断言している。 資本逃避を防止する詳細な緊急措置により、週末に全てのギリシャの銀行口座が凍結される事となる。 その文書に含まれているのは、「預金引き出し禁止」命令に関する非常に限られた例外のリストである。 全ての大手銀行は、3月25日月曜日のギリシャ国内における業務開始時点でユーロとの交換を行わない様に指示されている。 ”少なくとも”全てのギリシャの市場は丸一日閉鎖される事になる。

これまで私は、この文書の情報源を明示する事ができなかった。 しかし、私への情報提供者の一人が許可してくれた、「早く売り切ってしまい、売却を行うと共に借りていた資産を返却し、銀行口座を空にし、そして実物資産に交換する様、私は仕事上で付き合いのあるギリシャの友人と顧客達へ強く勧めたのです。」

その様に重大なアテネでのデフォルトに至る道筋の分析が、緊急時対応計画として簡単に無視され得るという事を私は少し疑っている。 しかし、これはSlogの情報源が抱いた印象では無い:そして、その(文書、計画の)存在は、「欧州北部」、ワシントン及びトロイカ - 特にIMF - の本当の意図に対する地中海クラブ側の疑惑を更に高める事になる。 特に、この疑わしい文書の作成は以下の点を(全てか、又は近しく一致して)支持しているのだ。



IMFの基金に対して更に冷淡となるワシントン

アテネにおける債務協議へのIMFの介入

ウォルフガング・ショイブレの計画に関する根強い噂

以前にSlogが報じた米国-ドイツの協調関係に関する疑念への証拠

1月中旬から続くEU及びトロイカの高官達による一連の引き伸ばし戦略

ギリシャ債務マラソンの日程を見直す事について、ベルリン、ブリュッセル及びIMFによって繰り返される遅延行為がその背後にあるのは非常に明らかである。:


債券保有者達との取り引きに関して顧問弁護士達が細部を再確認する状態まで残り僅かとなったのは1月の第2週であった。(crossing t’s and dotting i’s.) ヘアーカットの交渉は合意まで十分に近づいていないと、ショイブレが口を出して来た。 債権者の代表チャールズ・ダラーラは退出した。

アテネと債券者達の協議にトロイカが押し入り、それから混乱が始まり、そして(協議を)停止させてしまった。

ブリュッセルで財務相達が会議を開き、「週末の間」の取り引きに向けた進展に関する様々な雑音を生み出した。 メルケルが口を出し、ギリシャ政府をクビにしてEU委員に置き換える様要求した。 この事が更なる4日の遅れを生み出し、ドイツの要望は決して要求では無いとニコラス・サルコジが補足して宣言したのだ。

ルーカス・パパデモスは個人的に関与してダラーラとの取り引きに合意した。 そして、その取り引きに対する全ての政党のリーダー達からの支援を彼は引き出した。 我々は、(合意に)近づいている。 ショイブレとブリュッセルが口を出し、「ノー、我々が考えていたよりも君達の経済は悪化しており - 我々は更なるヘアーカットと更なる削減を必要としている。」と言った。

現在トロイカは、アテネを除外しながら債券保有者達と直接協議している。 債券者達は足の裏で感じている。 彼等は、より低い利回りの新発債券及び70%のヘアーカットに合意した。 一方、ベニゼロスは新たな削減対象を探す事に集中した。 (トロイカの)リーダー達と債券者達にパパデモスは再び介入した。 我々は(合意まで)「数時間」という所にいる。 マリオ・ドラギは「ノー、ヘアーカットはECBに求めすぎており、他の全ての者達に対して不十分です。」と言った。

ドラギは少し言葉を和らげ、債券者達は「暫定的に柔軟」に対応すると語った。 我々は、合意まで二つの小さな課題を残すのみである。 ショイブレが口を出し、£3億2千5百万の削減…ギリシャの総負債項目の数千件目でしかない…について説明が足りないと不平を述べた。

アテネで再び感情が燃え上がった。 自分達は何をしなければいけないか、取り引きに署名してもらおう、そして選挙を行おう、という事についてギリシャのリーダー達は呟(つぶや)き始めた。 ベルリンと財務省会議は、選挙の結果に拘らず取り引きを遵守すると誓約する書類に署名する様、ギリシャの全ての政党のリーダー達に要求した。 この事で、更に2日の無駄が生じた…が、債券保有者達は依然として署名に前向きであった。

ギリシャは債券保有者達を満足させる事ができず、そして理論上はデフォルトが今や確実である、という話をドイツ連邦銀行がドイツ紙のハンデルスブラットに漏らした。 この話を遡ると、救済反対の強硬派であるイェンス・ビーダーマンに辿り着く。

ドイツ・ミッテルスタンズ・ナハトリーヘンは、ギリシャの予算案に25億ユーロの穴が見つかったと主張する話を流した。 この話をSlogや他の人々が紐解いてみると、全く馬鹿げたものだった。 しかし、ブリュッセルでの財務相会議は延期され、電話会議に置き換えられた。

メルケルは新民主党の党首アントニス・サマラスを信用しないと語った。 3億2千5百万ユーロの削減方法が見つかって合意した後に、今度はアテナのリーダー達がもう一つの誓約書に署名しなければならない、と。 彼等は全員署名した(水曜日の午前中 - 昨日、2月15日)。 

昨日の午後、損失を減らす事に関するEU財務相達の電話会議が始まった。 堅固な議案ベルリンから提示されたが、それは - 次回の救済資金融資を小さな単位に分割するという事の様である。 次の財務省会議は6日間延期された。

ギリシャの債務を「底なしの穴」とショイブレは表現した。 救済を4月の選挙後まで先送りすべきと示唆する事で、メルケルもこの論争に加わった。 更なる資金が無ければギリシャは理論上3月16日からデフォルトとなってしまうのだから、これは明らかに意味の無い事である。 しかし、実際のところギリシャは選挙を延期し…そして「イタリアと同様に官僚達による政権を作る」べきであると、ショイブレは付け加えたのだ。

ヨーロッパは素晴らしい訪問先であると温家宝が上手い雑音を作り出したが、ファン・ロンパイとバロッソは予想通り手ぶらでやって来たのだ。

自分達が現在いる場所に誰もが戸惑いつつ、木曜日の朝を迎えた。 「ギリシャをユーロ圏から追い出そうと試みる勢力」と、ベニゼロスは非難した。 ドイツ政府の報道官であるシュテファン・ザイヴェルトは、これを「誤り」と言い、「ドイツはその様な決定を行っていないと、連邦政府に代わって私は明確に述べる事ができます。」と付け加えた。 誰もそんな事を言っていないぜ、坊や。 「断固としてデフォルトに反対する」という立場を取るアンゲラ・メルケルのカンフル剤についてベルリンは要約したのだ。 市場のオピニオン・リーダー達及び債券保有者達の大半はEUが虚勢を張っていると考えている、とFTが報道している。 しかし、フランスからの情報提供者が今朝早くにSlogへ語ったところによると、ドイツは「強者の立場から話している。 ベルリンが必要な計画を(既に)持っているという事に関して我々[エリゼ宮内部]の考えには何の疑いも無い。」という事だ。

しかし、我々は欧州時間で始業から1時間経過した位置(GMTの1時間前)におり、既にEUの主な選手達は更なる障害物を設置するのに忙しくなっているのだ。 ラジオ・ルクセンブルグのボスであるジャン=クロード・ユンカーは「プログラムの実行監視機能を強化し、債務支払いが優先される事を確実なものとする為の特別な仕掛けについて更に検討する必要がある。」と語った。 それを満たすには永遠に、又は3月23日まで、時間を要する事になりそうだが、その意図は不明朗である。

「このプログラムの持続性に関し、ドイツ及び他の加盟国にとって非常に重要な疑問が残っている。」と、ドイツの高官が語った事をロイターが伝えている。

最終的に、ドイツでさえも先行きを見通せないのだ:もしも君達が共同掛け金の1番目にいる事について邪心を持っているならば、今は賭けから降りる時かもしれない。 ベルリンの専制的指導者が邪心以上のものを持ち得るという事について疑わせる以上の事を、アンゲラ・メルケルに関するSlogの最近の記事は示したのだ。

最近の3週間、幾人かのEU当局者達はガンガンとコメントを発信した - 何度も何度も繰り返し - もはや妖怪共が考えた様なギリシャのデフォルトは無いと、若しくは更に正確に表現すると、そうだったと彼等が我々に語ったのだ。 「直ちに信用収縮を引き起こし、我々全員を苦しめる事になるところだった。」と、ユーロ圏の高官は語ったのだ。 「現在は、[その様な壊滅的な影響への]賭け率は10-20%というところでしょう。 それは現在でも起き得る事ですが、確実なものではありません。」

先ず始めにドラギが銀行システムへ資金を注ぎ込み、そしてトロイカ/ベルリンの枢軸が全ての速度を落とした。 現在、- ギリシャの感染を放り捨てる事で - アメリカを守り、更に大きな役者達:イタリア、スペインそしてフランスを救うのに有用な救済資金に集中する事でユーロ圏を助ける「計画」の存在という厄介な事実が明るみに出てきたのだ。 現在ブリュッセル内で飛び交っている不愉快なフレーズは:「切除と麻痺」である。 その様な事が確かに始まっているのだ。 そして疑い無く、それがマリオ・モンティの見ている方法なのだ。

私がギリシャ人、ポルトガル人、アイルランド人だったら、今朝は心配する男となっていたよ。



----------------------------------------------------------------------

「民間債権者達による50%のヘアーカット」等を盛り込んだ包括的な第2弾のギリシャ救済案が昨年10月26日の欧州首脳会議で合意された際、この合意に基づくギリシャと関係者達との協議の期限は昨年末までとされていた筈なのです。 それが何時の間にか越年し、1月の中旬を過ぎてもダラダラと延引されているのです。 「今週の金曜日までに」、「次週の月曜日中に」という具合に、幾度も期限が延ばされているのです。

この間、「交渉は前進している」という類の楽観的なコメントが欧州当局者達から発せられ、その都度、それを好感する市場参加者達が株価/ユーロを押し上げてきたのです。 この様な事が繰り返されるのは不自然であるとの懐疑論を待っていたのですが、主要メディアの皆さんは何らの猜疑心も持たぬ良い子達の様なのですよ。

主要メディアの情報を信じる一般投資家も、非常に素直な方々の様です。 日本のメディアは欧米主要メディアの報道を受け売りするだけですし、国内の一般投資家の皆さんも国内メディアの報道を信じるばかりなのでしょうね。


次回に続く...


 
関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 伝えたいこと - ジャンル : 日記

現在の閲覧者数: free counters