ロシアの隕石について

 
ロシアに落ちた隕石。

予想以上に大きかったようです。
直径17メートル、1万トンもあったのだとか。

でも、広島型の原爆の30倍以上に相当するという割には、人的被害は少なかったと感じます。
また建物も、窓ガラスが割れ、一部の屋根や壁が壊れただけです。

ただ、空中爆発により、当該地域のオゾン層を破壊した可能性が、多少なりとも残るのでしょう。
紫外線の増加や、窒素酸化物による酸性雨が、当面懸念されるかもしれません。

爆発の威力は広島型原爆の30倍以上
2月16日 15時16分  NHK

ロシア中部に落下した隕石とみられる物体に関連して、NASA=アメリカ航空宇宙局は、小惑星が上空20キロ前後で爆発し、その威力は広島型の原爆の30倍以上に上るとみられることを明らかにしました。

これは、NASAが15日夜に明らかにしたもので、観測データをさらに解析した結果、大気圏に突入した小惑星は直径がおよそ17メートル、重さがおよそ1万トンと当初の推定よりも大きく、上空20キロ前後のところで爆発したとみられるということです。
爆発の威力は、広島型の原爆の30倍以上に相当するおよそ500キロトンで、その爆風と衝撃波によって地上の建物の窓が割れたり扉が吹き飛ばされたりといった被害につながったとみられています。
また、小惑星は火星と木星の間にある無数の小惑星がある領域、いわゆる「小惑星帯」にあったとみられていますが、NASAでは「100年に1度という極めてまれな事態だ」だと説明しています。



http://news.mynavi.jp/c_career/level1/yoko/2012/10/12_2.html
もしも科学シリーズ(12)もしも巨大隕石が衝突したら
[2012/10/14]


2004年12月24日、NASAは小惑星アポフィスが2036年に地球に衝突する可能性を発表したが、のちの再計算で、アポフィスが地球に衝突する可能性はほとんどないことが分かった。
ところで、人類は巨大隕石の衝突に耐えられるのだろうか?衝撃波、地震、津波に加えオゾン層も破壊されれば、近代科学をもってしても、残念ながらなすすべはなさそうだ。


■自然災害のフルコース

隕石とは地表に落下した天体で、彗(すい)星や小惑星の破片、宇宙の塵などである。ここでは出自は問わず、地球に衝突する天体を隕石と総称することにしよう。

隕石は秒速数十kmで大気圏に突入し、先端の空気を圧縮しながら地表を目指す。断熱圧縮と呼ばれるこの現象は、隕石を高温にし発光させる。大気中で蒸発するか爆発するのが定番だが、直径100m以上になるとどちらも免れ地表に衝突する可能性が高い。

隕石は地表をえぐり、大きな窪(くぼ)地を生み出す。これがクレーターだ。

世界最大のクレーターとされる南アフリカ共和国のフレデフォート・ドームは直径約190km、隕石は地下25kmにも達したとされる。これを引き起こしたのは直径たった10km程度の小惑星というから、コストパフォーマンスは抜群だ。

NASAの資料をもとにすると、隕石の直径(m)と衝突の可能性(周期)、衝撃エネルギー(TNT火薬換算)と(広島型原爆換算)は以下の通りである。
・直径3m … 1か月に1回 … 0.001メガトン … 0.05個
・直径15m … 10年に1回 … 0.2メガトン … 10個
・直径100m … 1千年に1回 … 50メガトン … 2,500個
・直径10km … 1億年に1回 … 1億メガトン … 50億個

衝突の瞬間、隕石は1,500℃に達し気化する。高温の衝撃波は時速7万kmで広がり、直径100mの隕石なら200平方キロ、200mなら6,000平方キロが焦土と化す。地殻を突き破ってマントルに到達すればマグマを活発化し、広範囲の火山が噴火する。

直径2kmクラスが衝突すると、土砂や粉塵を成層圏まで運び、日射を妨げ急激な寒冷化が始まる。これが「衝突の冬」だ。再び空が澄み渡るまでには10年もの歳月を要するというから、生態系への影響は免れない。

海に衝突するとどうなるか? 地球表面の70%は海だから、陸地よりもはるかに現実的だし、粉塵の心配もなさそうだが、被害の範囲ははるかに広く、地球全体を巻き込むことになる。

隕石は海底に突き刺さり、深い穴を作り出す。穴を埋めようとして海水が集まり引き波を起こす。穴を水没させても引き波は止まらず、集まった海水が海面に水柱を築く。隕石が地下30kmに達した場合、高さ10kmもの水柱が発生するというから驚きだ。

地震、衝撃波、崩れた水柱は100mクラスの津波を発生させる。水深が浅くなるほど津波は高さを増すので、強大な破壊力となって陸地を襲う。

アポフィスは太平洋上の、カリフォルニアとハワイの間に衝突すると予測された。直径400m近いこの小惑星はTNT火薬510メガトン相当の衝撃をもたらす。発生した津波はハワイを沈め、アメリカ西海岸を壊滅する。

環太平洋地域は全滅し日本も原型をとどめないだろう。太陽神ラーを脅かす大蛇の名にふさわしい破壊力だ。

■大気を破壊する空中爆発

それでは空中で爆発した場合はどうか? おそらくこれが最悪のシナリオだろう。

1908年にロシアのツングースカで起きた空中爆発では、300平方kmが焼き尽くされ、800万本もの樹木がなぎ倒された。調査まで10年以上も要したこともあり、原因は特定されていないものの、直径60mほどの隕石が空中爆発したという説が最も有力だ。

巨大隕石の空中爆発は地球全域のオゾン層を破壊し、有害な紫外線を増加させる。大量発生した窒素酸化物は酸性雨となり、動植物の生育を阻害する。たとえ衝突の冬や津波は回避できても、永年に渡り兵糧(ひょうろう)攻めを受けることになってしまう。

(関口 寿/ガリレオワークス)




ところで、今回の隕石。

気になっているのは、地球への入射角度。
あんなに浅い角度で、大気圏に突入できるのでしょうか?

大気圏で弾かれそうな気もするのですが。
川や湖で石を投げたら、水面で跳ね返りますね。
あれと同じ現象です。

それともう一つは、僅か8mこんなに小さな穴で済んだのも、不思議といえば不思議。
津波による、周囲の氷の崩壊もありません。

よっぽど、小さなかけらだったのでしょうかね?

ロシアの隕石


もし、入射角度が高く、空中爆発前に太平洋に突入していたら、どうなっていたのでしょうね。
311なんてかわいいものに感じるくらいの衝撃だったかも…。(およよ)

 
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