化学兵器は、例外として、合法的に使用できる場合がある

 
昨日のブロ友限定記事の一節です。
化学兵器についてです。

善悪や人道的という観点は、とりあえずおいておきますが。



この化学兵器。
【合法的な使用】が認められているそうです。

国内の暴動を鎮めるためなら、認められているのです。
条約にある例外規定です。

私も知りませんでしたが、考えてみればなるほどと納得します。
この化学(物質)という用語が含む範囲は、かなり広いからです。
催涙弾なども含まれます。

この程度なら、日本の警察でも使用しますね。

一般的に考えて、非致死性のものが想定されますが、暴露量によっては死に至ることもありえます。
でもその化学物質に、合法・非合法の明確な区別はないそうです。

実際にロシアのモスクワ劇場占拠事件で使われた際は、犯人と人質を含め合計129人が殺されたのだとか。
いやはや、おそロシア…。

化学兵器 (ウィキペディアより)

化学兵器(かがくへいき)とは、毒ガスなどの毒性化学物質を使い人や動物に対して被害を与えるために使われる兵器のこと。化学兵器禁止条約では、毒性化学物質の前駆物質や、それを放出する弾薬・装置も含むものとしている。リシンや細菌毒素などの生物由来の毒性物質を用いる場合は、化学兵器ではなく生物兵器に分類されることが多い。

合法的な使用

化学兵器禁止条約下でも、同条約第2条9項の規定により、国内の暴動鎮圧を含む法の執行のための目的で化学兵器を使用することは認められている。一般的に考えて非致死性の物についてのみ適用されるべきであるが、使用を認める物質と禁止されている物資の明確な規定は無い。また、たとえ非致死性であるとしても曝露量によっては生命に影響する可能性があり、実際にロシアではモスクワ劇場占拠事件において無力化ガスと称するKOLOKOL-1の使用で人質を含む129人の死者を出し犯罪者は全員死亡している。

個人の護身目的の使用については規定が無いため、催涙スプレーなどに条約で禁止されている物質が使用されている場合の扱いについては各国の司法判断に任されている。実情として、トウガラシスプレー(OCガス)のような禁止物質を使う市販品は珍しくない。




化学兵器禁止条約 (ウィキペディアより)

化学兵器禁止条約(かがくへいききんしじょうやく、Chemical Weapons Convention、CWC)は、1993年に署名され、1997年に発効した多国間条約である。正式名称は「化学兵器の開発、生産、貯蔵及び使用の禁止並びに廃棄に関する条約」である。

例外

化学兵器禁止条約第2条9項の規定により国内の暴動の鎮圧を含む法の執行のための目的で化学兵器を使用することは認められている。警察などが暴徒鎮圧に催涙弾を使用しても条約違反にならないのはこの条項による物である。そのため、解釈によっては国内のテロリストなどに対して化学兵器を使用することは違法行為ではない

一般的に非致死性の物についてのみ適用されるべきであるが、明確な規定は無い。実際にロシアでは無力化ガスと称するKOLOKOL-1の使用で129人の死者を出している。



http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bwc/cwc/kameikoku.html
化学兵器禁止条約(CWC)締約国・署名国一覧

平成24年12月現在
(出典:化学兵器禁止機関ホームページ)
1.締約国(188)


●アフリカ
アルジェリア ウガンダ エチオピア エリトリア
ガーナ カーボヴェルデ ガボン カメルーン
ガンビア ギニア ギニア・ビサウ ケニア
コートジボワール コモロ コンゴ共和国 コンゴ民主共和国
サントメ・プリンシペ ザンビア シエラレオネ ジブチ
ジンバブエ スーダン スワジランド セーシェル
赤道ギニア セネガル タンザニア チャド
中央アフリカ チュニジア トーゴ ナイジェリア
ナミビア ニジェール ベナン ブルキナファソ
ブルンジ ボツワナマ マダガスカル マラウィ
マリ 南アフリカ モザンビーク モーリシャス
モーリタニア モロッコ リビア リベリア
ルワンダ レソト    

●アジア
アフガニスタン アラブ首長国連邦 イエメン イラン
インド インドネシア ウズベキスタン オマーン
カタール 韓国 カンボジア キプロス
キリバス クウェート クック諸島 サウジアラビア
サモア シンガポール スリランカ ソロモン諸島
タイ タジキスタン 中国 ツバル
トルクメニスタン トンガ ナウル ニウエ
日本 ネパール パキスタン バヌアツ
パプアニューギニア パラオ バーレーン バングラデシュ
東ティモール フィジー フィリピン ブータン
ブルネイ ベトナム マーシャル諸島 マレーシア
ミクロネシア モルジブ モンゴル ラオス
ヨルダン レバノン イラク  

●東欧諸国
アゼルバイジャン アルバニア アルメニア ウクライナ
エストニア カザフスタン キルギスタン グルジア
クロアチア スロバキア スロベニア チェコ
ハンガリー ブルガリア ベラルーシ ボスニア・ヘルツェゴビナ
ポーランド マケドニア モルドバ モンテネグロ
ラトビア リトアニア ルーマニア ロシア
セルビア      

●ラ米及びカリブ諸国
アルゼンチン アンティグア・バーブーダ ウルグアイ エクアドル
エルサルバドル ガイアナ キューバ グアテマラ
グレナダ コスタリカ コロンビア ジャマイカ
スリナム セント・ビンセント セント・ルシア チリ
ドミニカ国 トリニダード・トバコ ニカラグア ハイチ
パナマ パラグアイ バルバドス ブラジル
ベネズエラ ベリーズ ペルー ボリビア
ホンジュラス メキシコ セントクリストファー・ネーヴィース ドミニカ共和国
バハマ

●西ヨーロッパ及びその他の諸国
アメリカ合衆国 アイスランド アイルランド アンドラ
イタリア 英国 オーストラリア オーストリア
オランダ カナダ ギリシア サンマリノ
スイス スウェーデン スペイン ドイツ
トルコ デンマーク ニュージーランド ノルウェー
バチカン フィンランド フランス ベルギー
ポルトガル マルタ モナコ リヒテンシュタイン
ルクセンブルク      


2.署名済み未批准国(2)


●アジア
イスラエル ミャンマー


3.未署名国(5)


●アフリカ
アンゴラ エジプト ソマリア 南スーダン

●アジア
北朝鮮 シリア



シリアが化学兵器を使ったのが仮に事実だとしても、

①:国内の暴動を鎮めるために使った。
②:化学兵器に、合法非合法の明確な基準はない。
③:そもそもシリアは、化学兵器禁止条約に加盟していない。

これらを主張したら、正義を振りかざす欧米諸国とは、まるで話が噛み合わないですね。
ロシアの事件との違いも、よく分かりません。

どちらが正義で、どちらが悪か??

単に立ち位置が違うだけですね。
世の中、何が正義なんだか、よく分からなくなってきました…。

 
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Re:

?さん、

勘違いしないで下さい。
ロシアの事件は、たまたま例として、取り上げただけです。
これは、他の欧米諸国でも、基本的な同じでしょう。

それに、モスクワの事件は、単なる人質事件ではないのです。
チェチェン共和国独立を求める、いわば内乱の延長線上にある事件です。

(ウィキペディアより)
モスクワ劇場占拠事件(モスクワげきじょうせんきょじけん)は、2002年10月23日から10月26日にかけて、ロシア連邦内でチェチェン共和国の独立派武装勢力が起こした占拠事件。

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