ケルブランの発見したループは、ブドウ糖の代謝に起因するようだ

 
生物学的元素転換。
現象とその原理。

じっくり考えてみようかと、下記の3枚の図を切り取って、眺めていたんですが。

あらら、考える間もなく、5秒で分かってしまいました。
ケルブランほどの学者でも、気が付かなかったのでしょうか??

小さなものに焦点を合わすと、大きなものが見えなくなるものですね。

http://www5b.biglobe.ne.jp/~sugi_m/page283.htm

アルカリループ

ジオループ

バイオループ


関連のありそうな部分を抜粋します。

2008/1/23 <ケルヴランの「生物学的元素転換」 No.4>


 ひき続き、ケルヴランの著書「生物学的元素転換」(ルイ・ケルヴラン著、高下一徹訳、朔明社)を紹介したい。
第4章「鉱物の異常」(p.38~p.43)を簡潔にまとめる。

 建物の石灰岩の表面に珪酸質の皮膜とその上に黒い層を形成する場合がある。(フランスの建造物で観察)SiからなぜCaやCが出現するだろうか?従来説のカルシウムが移動によって生じたとか、黒い層が煤によって生じたという理由だけでは説明がつかない点が多い。これらは好気性微生物によって、

 20Ca=6C + 14Si

によって引き起こされる。添字の番号は原子番号(陽子数)。
岩石における元素転換は、カビ、微小な藻類、バクテリア、ストレプトマイセスのような放線菌類に引き起こされることが多い。上の反応は、珪素Siから炭素Cが発見される理由も与え、そして従来の炭素は有機物だけからなるという説を否定している。

 珪酸岩中に発見される黒鉛(C)はかなり古く、植物の出現に先んじている。黒鉛と植物の関連は立証されていない。石炭鉱床もまた珪酸岩の中にあり、時には40%まで珪素を含んだ層を形成している。

①C + C=Mg
②O + O=S
③C + O=Si
④C + Si=Ca
⑤O + Mg=Ca


石灰岩(Ca)から苦灰岩(Mg)への交代作用は⑤(逆反応)、石灰岩の建造物の変質には④(逆反応)が、黒鉛や石炭鉱床の形成は③(逆反応)、海洋における石灰岩の起源は④と⑤が、硫黄と石膏の形成には②の反応が関わっている。

 ド・カイユーは先カンブリア時代から今日まで地球のマグネシウムは1/12に減少していることを示している。そこに何がおこったか?貝殻や珊瑚などのカルシウムが、甲殻類動物と海生動物によって、太古に多量に存在したマグネシウムを利用して、⑤の反応で形成されたことを見出すだろう。

 炭素Cは3個のアルファ粒子、酸素Oは4個のアルファ粒子に相当する。アルファ粒子を単位としてさまざまな元素転換が生じやすいことをこれらの反応は示している。(アルファ粒子とはヘリウム原子核、つまり陽子2個と中性子2個の集合核である。)

 ①~⑤が微生物等によって引き起こされているということ、それが第4章の中心である。



2008/2/2 <原子転換アルカリ・ループ、ケルヴランと千島喜久男博士>

図より、

K + H =Ca  でありまた Ca - H=K 

である。カリウムとカルシウムは水素を介して自由自在に転換できるのである!また

 Na + H=Mg や Mg - H=Na
 Na + O=K  や K - O=Na
 Mg + O=Ca や Ca - O=Mg


となることもわかる。これらは過去の膨大な実験結果に基づいてケルヴランにより導き出されたものである。上図はアルカリ・ループと呼ばれるものだが、他にもジオ・ループ、バイオ・ループ、メタル・ループと呼ばれる規則図もケルブランは見出していて本に記載されている。今回はアルカリ・ループのみ紹介したが、これだけでも重大な意味をもつことがわかる。他のループも今後紹介していくつもりである。

ケルヴランは、上記本p.58で次のように述べている。「・・アルカリ・ループは酸素と水素を媒介として四つのアルカリ元素が相互に転換するもので、生物界および地質学の領域にも広範に観察されるものである。動植物の代謝作用にも深い関連性を持っている。」




ケルブランが実験結果をもとに、いわば経験的に導き出したのが上記の3つのループ。
これらの元素間で、元素転換が起こっていると判断せざるをえなくなった。

結果は集めたが、何故そうなるのか、その解釈ができなかった…。
そして現在に至るまで、その状態で止まったまま。

おそらくこんな状態なのだと思います。


さて、私の柔軟な右脳から出た答え。
と同時に、やはり確信してきました、先日の仮説:シトクロム中の鉄。

生体内元素転換のカギは、シトクロム中の鉄かも
http://oyoyo7.blog100.fc2.com/blog-entry-2412.html

ケルブランが提唱したこれら3つのループ。

元素転換を仲介する原子は、炭素(C)、水素(H)、酸素(O)のどれかですね。
これらはまさに、ブドウ糖(C6H12O6)の構成成分です。

ブドウ糖は、生化学を考えるうえで、いちばん基本的な単位となる物質です。
ざっくりと途中経路を省略すると、エネルギーを得るために、以下のような燃焼を生体内で行っていることになる。

  C6H12O6 + 6O2 → 6CO2 + 6H2O

エネルギーに換える過程で役に立つのがシトクロム。
その中の鉄が、触媒作用の中心にあります。

水素に限らず、酸素や炭素でも同じことが起こるのでしょう。
すなわち、『原子状酸素』や『原子状炭素』ができる。

これらは天然はほとんど存在しません。
反応性が高いためです。

一般的には、より電子が少ない形で安定し、分子状となります。
H2やO2ですね。
炭素の場合は、炭や黒鉛(Cの結晶)です。

化学的には、電子の入り方が足りない状態(分子状)の方が安定であり、電子が十分に入った状態(原子状)では不安定になるのです。

だがシトクロムの場合、まれに電子を十分に供給することがある。
この場合、化学的に何かと反応するか、物理学的に元素転換(核融合)するのでしょう。

これらの点は、原子状水素の場合と、よく似ていますね。
自然界にほとんど存在しないから、元素転換は顕在化しないのでしょう。

元素転換(核融合)するためには、分子状ではだめなのです。
反応しない方の片割れが邪魔をするためです。

だから、原子状でなければならない。



生物学的な元素転換。
その現象を紐解くと浮かび上がるいくつかの元素。

これらを介在する水素、酸素、炭素は、代謝や合成のための基本的な元素なんですね。
そして、この元素転換で中心的な役割を果たすのは、シトクロム中の鉄。

おそらくこういうメカニズムなのだと思います。





比較的に原子番号の小さい元素では、原子状のものとして単独で存在しているものは、ほとんどないです。

でも、例えば原子状窒素(N)や、原子状フッ素(F)。
こういうものが存在しうるならば、水素、酸素や炭素のように、元素転換しうるのかもしれませんね。

ヘリウムとかネオンとか、これらも元素転換しうるのかもしれません。
とはいうものの、これらは安定な元素ですが、なにぶん非常に軽いので、地表にはほとんど存在しません。

そういう気がしてきました。

 
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