フィリピン台風の高潮、もし日本に来たら… 東京での死者は7600人に

 
フィリピンを襲った台風。
ものすごかったようですね。

ひどいところでは、高潮が数メートルにもなったそうです。
まるで津波のようです。

東京を同じ規模の高潮が襲った場合、死者が7600人にのぼるという予測もあるようです。

 
フィリピン台風の高潮、もし日本に来たら… 東京での死者は7600人に
2013.11.12 zakzak


 猛烈な台風30号が直撃し、壊滅的な被害を受けたフィリピンのレイテ島などで12日午前現在、日本人約100人の安否が確認できていない状況が続いている。フィリピン気象当局の発表によると、30号とほぼ同じ進路で新たな熱帯低気圧が接近し、同日にもミンダナオ島に上陸する恐れが出てきた。レイテ島などでは二次災害に見舞われ、被害が拡大する可能性がある。

 菅義偉官房長官は12日午前の記者会見で、レイテ島、サマール島に居住する日本人133人のうち、安否が確認できたのは27人にとどまっていることを明らかにした。日本政府では残る106人の確認作業を急いでいる。

 フィリピン国家災害対策本部は11日夜、同国で1774人の死亡を確認。警察幹部は、死者が1万人に上る可能性もあると述べている。

 在フィリピン日本大使館は同日、地盤の緩みに伴う土砂崩れなどの危険性があるとして在留邦人に注意を呼び掛けた。被災地では水や食料に加え、ガソリンが不足。倒木などで寸断した道路やインフラの復旧が進まず、被害状況の把握は依然として難航している。

 死者1万人超ともいわれるフィリピンを直撃した台風30号は、高潮が被害を拡大させた。そんななか、日本の防災関係者がある試算に再注目している。東京湾で最悪ケースの高潮が発生した場合、死者が7600人にのぼるというのだ。

 フィリピンでの被害を大きくした要因は、発達した低気圧が通過する際に潮位が大きく上昇する高潮だ。高くなった海面に強風が沖から陸へと吹き寄せ、津波のような高さ数メートルの波が人や家を押し流していった。レイテ島のレイテ湾は遠浅の海岸が続き、特に波が高くなりやすい地形という。

 この高潮災害を受け、首都圏各地の防災関係者が改めて注目している試算がある。2010年に政府の中央防災会議専門調査会がまとめたもので、室戸台風(1934年、上陸時911ヘクトパスカル)級の台風が東京湾で高潮を発生させたとき、最悪のケースで7600人が死亡、最大80万人が孤立するとしている。

 首都圏のある自治体では「フィリピンの犠牲者は1万人ともいわれるが、東京でも今回に匹敵する惨事となる可能性がある。広域避難の想定など改めて対応を考えたい」(水害対策担当者)と高潮への備えを見直すきっかけになったようだ。

 東京湾の沿岸部はこれまで何度も高潮に飲み込まれてきた。1917年の関東大水害では、東京の品川、深川などで500人超が溺死。死者・行方不明者160人のキティ台風(49年)では千葉・浦安が壊滅的な被害を受けた。1791年の高潮では現在の江東区で多数の犠牲者が発生。同区内には災害の惨状を伝える当時の石碑が複数残されている。

 レイテ湾同様、東京湾も高潮による被害が出やすい海であることを忘れてはならない。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 伝えたいこと - ジャンル : 日記

コメント

コメントの投稿

現在の閲覧者数: free counters