ウルトラマンは骨粗しょう症だった??

 
骨粗しょう症とは、骨の中がスカスカになる病気です。
骨はスポンジみたいな構造でできているんですね。

骨粗しょう症 断面図

老年期に、加齢とともに進行する病気です。
骨密度を測定することによって、調べることができます。

骨粗しょう症 年齢

その結果、骨折や圧迫骨折をしやすくなります。

骨粗しょう症 骨折しやすい部位

うちの親もその例外ではなく、入退院やその後の通院を繰り返しています。
特に腰を圧迫骨折をすると、もう身動きがほとんど取れなくなるんですね。
日常生活が送れなくなります。



ところで話は変わりますが。

子供の頃に見たウルトラマン。
悪い怪獣をやっつけます。

基本的にウルトラマンは、勧善懲悪のドラマなんですね。
そういう意味では、年寄り向けの時代劇:水戸黄門と同じです。

何故か、カラータイマーが点滅し始めると強くなりました。
子供の私には、その意味が分かりませんでしたが。(笑)

さて、このウルトラマン。
身長は40メートル、体重は3万5千トンだそうです。

これはどの時代のものか知りませんが。
このくらいの大きさです。

ウルトラマン

背景のビルと比較すると、身長はこのくらいになります。
ゆうに人間の20倍を越えます。

ということは、体重はその3乗、つまり8000倍を超えることになります。
平均的な男性の人間の体重を70㎏とすれば、その相似体型のウルトラマン56万トンになるはずなので、1ケタ以上体重が計算とは合いませんね。

自己申告なのでしょうか?
かなり過少申告ですね。
メタボ体型には見えませんが。(笑)


さて、ここで重要なのは、下記の事実。
大腿骨の太さ(=強度)です。

地動説で有名なガリレオも、その計算を間違えたのだとか。


大腿骨の比較

大腿骨の比較

ネズミからゾウまでを配列。
基本的に同じ形態の大腿骨が物理法則に従うように「太さ」を変えていることを見ることができる
興味深いことはこれらの骨が相似形ではなく、大きい動物の大腿骨ほど相対的にも「太い」ことである。このことは古くから知られており、地動説のガリレオが説明をしている。ただし、その説明には計算上の誤りがあったのだが、そのことを含めて解説をつけた。

動物の種類(左から)
1.アカネズミ
2.フェネックス
3.ハクビシン
4.ニホンジカ
5.チンパンジー
6.アミメキリン
7.アフリカゾウ

ガリレオと骨

このコーナーには大腿骨を並べた。この展示をみて、ある図を思い出す人がいるかもしれない。それは思いがけないことにあの地動説のガリレオ・ガリレイその人である。
ガリレオはまちがいなく大天才であるが、動物学にも言及していたとは驚きである。彼は動物の骨をみて、こう考えた。同じ体型の動物がいて、体長が3倍になったら、体重は3³で27倍になる。しかしこれは間違いで、体重を支えるには断面積も27倍でなければならず、直径はその平方根、つまり√27=5.2でならなければならない。実際の動物の骨の太さを決めるのは単なる体重だけではないので、数学的単純さには従わないが、ソウの骨の太さとフェネックスなどの華奢さは印象的である。



身長が2倍になったら、体重は2の3乗倍、すなわち8倍。

この体重を支えるためには、骨の太さは√8=2.8倍必要になります。
骨の太さは断面積に比例するからです。
同じことが筋肉についてもいえるでしょう。

骨の太さは相似形にはならず、元よりも1.4倍(√2倍)太くなる必要があります。

同様に計算すると、
身長が20倍になったら、体重は20の3乗倍、すなわち8000倍。
そのときこのこの体重を支えるために必要な骨の太さは、√8000=89倍!!
そのとき必要な骨の太さは4.5倍(√20倍)。

大きくなるほど骨への負担が大きくなってしまいます。
同じ相似形の体型を維持するのは困難なんですね。

その結果、象のような体型へと変わります。
ずんぐりむっくりとしてくるんですね。
人間であれば、相撲取りのような体型に、、、

こんな感じですから、(テレビで見る体型の)ウルトラマンは戦うことはおろか、立ち上がることさえ困難です。
怪獣にパンチを食らわせれば手の骨が折れ、キックを食らわせれば足の骨が折れ、さらにははずみでこけると腰の骨が潰れます。

この状態は、いわば、重度の骨粗しょう症。
骨密度が70%を下回ると骨粗しょう症認定となりますが、ウルトラマンの場合5%(=1/20)なので、要介護の老人をはるかに上回る状態ですね。

もっとも怪獣の方も、その例外ではありません。
要介護状態のウルトラマンと同様です。
戦うことはもちろん、立ち上がることさえ困難です。

だから二人とも、仲良く寝ているしかないんですね。

もっとも、あまりに重ければ、寝ていることさえも困難かもしれません。
自重で、自らもが潰れかねませんが。(笑)

 
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コメント

No title

誰も書かないので
ウルトラマンの適正体重は約830tです.35000tのウルトラマンの密度係数は約40なので地球上のいかなる物質より重いです。骨粗しょう症どころかこんな未知の物体が地球でドタバタ出来る訳もなくずばり地面に刺さります。むしろ粗しょう症なのは下手すると空気よりより軽いガメラやラドンです

No title

70(kg)x8,000=560,000(kg)=560(t)
この時点で計算間違いしたんだね。
かのガリレオですら間違うんだから仕方ない。

Re: No title

?さん、

あはは、そのとおりですね、私としたことが…。(笑)
56万トンではなく、56万㎏すなわち560トンが正解です。
私の頭脳もガリレオ並みですな。
http://oyoyo7.blog100.fc2.com/blog-entry-2194.html

近いうちに再計算して、訂正します。

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