水無瀬絵図 + 七夕伝説

 
藤原定家が編纂した小倉百人一首。
それは、今でいうジグソーパズル。
キーワードをつなぎ合わせると、そこに浮かび上がるのは水無瀬絵図。

前回の記事で、そのように触れました。

今回付け加えるのは、以下の内容です。

百人一首で登場する天皇は、以下に示した8名。
・天智天皇(第1番)
・持統天皇(第2番)
・陽成天皇(第13番)
・光孝天皇(第15番)
・三条天皇(第68番)
・崇徳天皇(第77番)
・後鳥羽天皇(第99番)
・順徳天皇(第100番)

彼らの歌番を赤枠で囲ってみました。
ざっとですが、右上(南西)から左下(東北)に並んでいますね。

天の川と同じです。
この『天』とは、すなわち天皇のことですね。

余談ですが、歌の中には、『あまの小舟(第93番)』とか、『あまのつり舟(第11番)』とか出てきます。
これらも朝廷(天皇)のことですね。
あからさまに言えないので、ぼかしているのでしょう。

一方、禁断の恋仲である藤原定家(第97番)と式子内親王(第89番)
彼らは南東と北西のそれぞれ角に位置しています。
これらは、彦星(アルタイル)と織姫星(ベガ)の位置に対応していますね。

すなわち、七夕伝説ですね。

図には示していませんが、『かささぎの渡せる橋』の登場する第6番歌。
左から5行目の3列目です。
心なしか、彦星と織姫星の間にあるようにも思えます。

百人一首 水無瀬絵図102

夏の夜空。
東を向いて見上げると、このような配置になります。

夏の夜空 東を向いて

百人一首に秘められた思い。
やはり、水無瀬絵だけではなかった。

歴代天皇という天の川が、二人の間を遮っています。

藤原定家は、貴族とはいえ中流以下。
一方の式子内親王は、院政で絶大な権力を誇った後白河上皇の皇女。

藤原定家と式子内親王では、所詮、身分が違うんですね。

逢いたくても逢えない。
この思いもまた、百人一首に込めたんですね、きっと。

800年の時を経て、私がここに公開します。

 
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