大暴落から分かったこと
今回の大暴落から分かったことが二つある。
ひとつは、金価格が上昇したこと。
もうひとつは、円高になったこと。
金価格が上昇した。
リーマンショック時は、株価の暴落に伴って、金価格も大きく下げた。
投機資金がショートし、それに伴って金価格も同時に下げた。
この傾向は、今年1~2月の株価調整時にも、認められた。
しかし今回の暴落では、金価格は下がることなく、逆に上昇した。
分水嶺を越えた印象がある。
つまり、これから本格的に株価が下がった場合、金価格は大きく上昇するということである。
金価格の上昇は、明らかに通貨への不信を反映したものである。
円高になった。
ここのところ、ギリシャ国債への不信が日本国債への不信を連想させ、為替は円安に動いていた。
だが、やはり大きなショックがあると、為替は円高の方向へと振れる。
いまはまだ、ドル資金のショートから、ドル高(ドル高円高)へ振れている。
だが、本格的にドルからの逃避が生じた場合、ドル安による円高へ振れるはずだ。
この爆発力は、凄まじいものが予想される。
70円台を飛び越え、60円台あるいは50円台へ突入するのではないか?
まあ、これは米連銀が崩壊する2010年の冬以降の予測ではあるが。
当面のドル高により、米国債がよく売れているようである。
長期金利が下がってきた。
米国としては、してやったりであろう。
本当は一番危ない米国債、これがいま売れに売れている。
さて、世界最悪の詐欺師、いつまで世界を騙し通せるか?
だが、騙される方も騙される方、米国債へ逃避せず、GOLD現物に逃避するのが一番正解なのだが。
もちろん、偽の金塊をつかまされないよう、細心の注意を払わねばならないが。
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